なかなかシックリくるモノが無い

 はじめまして、カメラン/ライターの高橋慎一です。かれこれもう10ウン年、写真を撮ったり原稿を書いたりして、何とか生活しています。
本業の写真撮影業と平行して、キューバ音楽専門のレコードレーベル『Kamita Label』を主催し、キューバ・ハバナで現地のミュージシャンと共にレコード制作も行っています。
http://kamita.ciao.jp/kamitalabel/

 何故カメラマンがレコードレーベル?しかもキューバ?
話せば長くなりますが…、音楽好きで、しかもちょっとクセのある音を求めてあらゆる音楽を聴き漁っているうちにキューバに遭遇、ついつい深みにハマり込んでレーベルまで立ち上げてしまった訳です。

本業の写真や文筆よりも音楽が好き、な僕なので(こういった同業者は多いです)、仕事中にもいい音楽をいい音で聴いていたい。そう思って事務所で楽しめるオーディオ装置を探したのですが、これがなかなかシックリくるモノが無い。
僕の事務所はカメラマン、デザイナー、イラストレーター、編集者、ジャズプロデューサー、DJらが8人共同でシェアしているスペース『両国楽園部屋』にあります。
https://www.facebook.com/ryougokurakuenroom

もう迷ってる場合じゃないっ

僕の仕事用デスクには、愛用のMac book が3台、そしてウィンドウズの大型デスクトップが1台、その周りにCDやDVD、食玩のオマケに雑誌が散乱…。この環境で「いい音」を楽しみたいも何もないもんだ、とオーディオファンの方に怒られそうですが。
でも仕事中に聴くBGMが、パソコンの内臓スピーカーから流れてくる音楽ではあまりに味気ない。そう思って、いわゆるパソコン用のスピーカーをいろいろ試聴してみたのですが、正直、どれも音がヒドかった。
1万円以下のパソコンスピーカーが音質が悪いのは当然です。しかし、3万、5万、いやそれ以上の価格帯のスピーカーでも、耳にキツい音しか鳴りませんでした。
そんな時に知ったのが、ディナウディオの『XEO(シオ)』でした。オーディオ専門誌「ステレオ」の撮影でこのスピーカーと出会い、一目見て、いや一聴して惚れ込みました。そこから出て来る音は、とてもワイヤレスでパソコンから発信されているとは思えません。響く重低音、天高く駆け抜ける高音、バランスの取れた各楽器のハーモニー。
もう迷ってる場合じゃないっ、てことで少々予算オーバーでしたが思い切って購入しました。事務所のデスクに設置し、Macで写真画像を作成しつつ、同時に音楽鑑賞も楽しめる。まさに僕のような職業の者にはうってつけのスピーカーです。

 

『XEO』は白と黒のカラーバリエーションがありますが、僕は迷った挙げ句モニターの色との調和を考えブラックにしました。設置した当初から、超パソコンオーディオ級のハイエンドな音に感動していましたが、1、2ケ月経つと更に音がまろやかで抜けが良くなった感触が…。これがいうゆるエイジングってもんでしょうか?これから先、2年3年と聴き込んで、音が変化してゆくのが楽しみです。
スピーカーの下には、オヤイデ電気の小さなインシュレーター『INS-US』と『INS-SP』を入れてあります。インシュレーターの中でも最も小型なタイプですが、『XEO』との相性はなかなか良いようで、音のナチュラルさが増してきました。今後は懐具合と相談しながら、オーディオボード等を導入して、よりよい音を探っていきます。

僕は現在、いままで10年以上キューバ音楽のレーベルを運営してきた活動の集大成として、ドキュメンタリー映画の制作を行っています。
http://kamitalabel.blog.fc2.com/

ドキュメンタリーといっても、スポンサーや制作会社も無く、ぼくが日本とキューバを往復しては、コツコツと撮り貯めた映像を編集している、完全手作りのインディーズムービーです。この映像も編集時にも、『XEO』が役だってくれます。Mac book proの17インチにXEOをつなげ、DELLのモニターに映像を出力しながら編集作業をする。このスモールサイズな作業机が、自分の美意識を手作りで作品に注入するのにちょうどいいサイズなんです。
カメラマン、レコードレーベル主催、そして音楽ドキュメンタリーの制作と、僕が行うあらゆるクリエイティブ作業を全方位的に支えてくれる『XEO』。導入して4、5ケ月で既に心強い相棒になってくれました。今は事務所のスペースの都合で『XEO3』を使っていますが、自宅にスピーカーを新調するときは、思い切って『XEO5』を導入したいと考えています。

●プロフィール

高橋慎一:フォトグラファー・ライター

東京工芸大卒。
雑誌・書籍・CDジャケット等でフォトグラファーとして活動中。またライターとして、ジャズ・ワールドミュージック等の音楽分野から、旅行記、人物ルポまで、旺盛な執筆活動を展開している。
2001年からキューバ音楽のオリジナル音源を制作するレコードレーベル‘Kamita Label’を主催。プロデュース作品がキューバ音楽界のグラミー賞《CUBADISCO2006》のベスト・ジャズ部門にノミネートされる。そのオリジナル・アルバムは、世界中のラテン音楽ファンから注目を集めている。
著書
「キューバ・トリップ」
(2007年 産業編集センター・刊)
「モンド・キューバ」
(2009年 東京キララ社/河出書房新社・刊)
「ライフスタイル・オブ・キューバ」
(2011年 繊研新聞社・刊)

音楽CDプロデュース作品
「ハバナ・ジャム・セッション/クレマ・ノータ」(2002年 ポリスター・レコード)

「ハバナ・ジャム・セッション/ベネラシオン」(2002年 ポリスター・レコード)

「ハバナ・ジャム・セッション/ライブ」(2005年 ポリスター・レコード)

「クバーノス/キューバップ」(2009年 バウンディ)

その他、キューバ音楽のコンピレーションCDのセレクター、未発表音源の発掘リリースを数多く行う。

 

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